ヤエン釣りをする釣り人

ヤエン釣りは、生きたアジを泳がせてアオリイカに抱かせ、ラインに沿ってヤエンという掛け針を送り込んで釣り上げる釣り方です。エギングとは違い、イカがアジを食べている時間をじっくり待つ、駆け引きの楽しい釣りです。

この記事では、秋のヤエン釣りの仕組み、ウキ釣り(泳がせ)との違い、アジの用意の仕方、ヤエンを入れるタイミング、秋の小さなイカの扱いをまとめました。

この記事の結論
  • ヤエン=アジを泳がせ、イカが抱いたあとでラインに掛け針を送り込む釣り
  • ウキ釣り(泳がせ)は、仕掛けに最初から針がついている
  • 秋は小さなイカも多い。地域のリリースのルールを確認

目次

ヤエン 秋|ヤエン釣りの仕組み

ヤエン釣りは、針をつけていない生きたアジを泳がせ、アオリイカがアジを抱いて食べ始めたところで、ラインにヤエン(掛け針のついた道具)を通して送り込み、イカを掛ける釣り方です。最初は針がついていないため、イカが違和感なくアジを抱き続けやすいのが特徴です。

イカがアジを抱いたら、ラインを張りすぎないように寄せ、イカが落ち着いて食べているタイミングでヤエンを投入します。ヤエンがイカのところまで届いたら、竿を立てて掛ける、という流れです。

秋 イカ 泳がせ・ウキ釣りとの違い

アジを泳がせてアオリイカを狙う方法には、ヤエンのほかに、ウキ釣り(泳がせ釣り)があります。ウキ釣りは、最初からアジに掛け針のついた仕掛けをつけ、ウキでアジの泳ぐ深さを決めて流す釣り方です。

アジを追うアオリイカ
※画像はイメージです
ヤエン ウキ釣り(泳がせ)
針 あとからヤエンを送り込む 最初から仕掛けに針がある
向いている状況 足元〜近距離、イカの抱きを確かめたいとき 広い範囲を流したいとき、置き竿で待ちたいとき
難しさ ヤエンを入れるタイミングに慣れが必要 仕掛けづくりは必要だが、掛けるのは比較的わかりやすい

どちらも、生きたアジを用意するところから始まります。

ヤエン釣りのアジの用意

ヤエン釣りに使うアジは、釣具店で生きアジを買うか、その場でサビキ釣りで釣って用意します。秋はサビキでアジが釣れやすい時期なので、サビキで釣ったアジをそのままヤエンに使う楽しみ方もあります(10月のサビキ釣り)。

アジは弱るとイカが抱きにくくなるため、エアーポンプ付きのバケツ(活かしバッカン)で元気なまま保つことが大切です。

秋 イカ ヤエン|ヤエンを入れるタイミング

ヤエンを入れるタイミングは、イカがアジを抱いて、その場で落ち着いて食べ始めたときが基本とされています。抱いてすぐはイカが警戒して走ることが多く、慌ててヤエンを入れるとアジを離されることがあるためです。

ヤエンの仕掛け
※画像はイメージです

ラインの出方が止まり、ゆっくり寄せても嫌がらなくなったら、ヤエンを入れる合図と考えるのが一般的です。何度か失敗しながら、イカとの距離感をつかんでいく釣りといえます。

秋のヤエンで気をつけたいこと

秋は新子が多く、ヤエンでも小さなアオリイカがアジを抱くことがあります。地域によっては、小さなアオリイカのリリースを呼びかけているところがあるため、釣りに行く地域のルールを確かめてください(例:淡路島内の沿岸では胴長15cm未満のリリースのお願い)。

くわしくは秋のアオリイカ・エギングの記事にまとめています。夜にヤエンをする場合は、足元を照らすライトとライフジャケットを忘れずに。

まとめ|秋のヤエンは、待つ時間も楽しむ釣り

ヤエン釣りは、イカがアジを抱いてから掛けるまでの時間を楽しむ、駆け引きの釣りです。秋はアジもイカも釣りやすく、サビキで釣ったアジでそのままヤエンを楽しめる、季節に合った釣り方といえます。

10月の海釣り全体は10月の海釣りガイドをご覧ください。

この記事で参照した情報(2026年10月18日確認)

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