タラバガニ

「タラバガニとはどんなカニなのか」「ズワイガニと何が違うのか」「どちらが美味しいのか」「冷凍タラバガニはどう食べればいいのか」——タラバガニについて調べていると、こうした疑問が次々に出てくるのではないでしょうか。この記事では、タラバガニの特徴からズワイガニとの違い、食べ方、通販での選び方、食べ放題まで、まとめて解説します。

目次

タラバガニとは?

タラバガニはどんなカニ?

タラバガニは、甲幅が約25cm、脚を広げると1mを超えることもある大型の甲殻類です。太く肉厚な脚が特徴で、身の食べ応えを楽しむカニとして知られています。主に脚の身を食べる点は、ズワイガニなど他のカニと共通していますが、大きさ・食感・味わいには違いがあります(詳しくは次章で解説します)。

タラバガニはカニじゃない?

実は、タラバガニは生物学的な分類上「カニ」ではありません。いわゆるカニは十脚目(エビ目)の中の「短尾下目(カニ下目)」に分類されますが、タラバガニは同じ十脚目でも「異尾下目(ヤドカリ下目)」の「タラバガニ科」に分類されます。つまり、分類学上はカニよりもヤドカリに近い仲間です。

ただし、水産業や貿易統計などの分野では「カニ」の一種として扱われており、市場や食卓では一般的にカニとして親しまれています。

タラバガニはヤドカリの仲間?

タラバガニが分類されるヤドカリ下目には、いわゆるヤドカリのほか、ヤシガニ、コシオリエビなども含まれます。タラバガニ科がヤドカリ上科に含まれるかどうかは、これまで学術的な分類の見直しが重ねられてきた経緯があり、2023年にも分類の整理が行われています。分類体系は資料によって表記が異なる場合があるため、ここでは「カニ下目ではなくヤドカリ下目に分類される」という点を押さえておけば十分です。

見た目でカニと見分けるポイントの一つが脚の本数です。一般的なカニの脚は5対10本ですが、タラバガニは目立つ脚が4対8本です(残る1対は退化して甲羅の内側に収まっており、実際には10本あります)。

タラバガニとズワイガニの違い

比較項目 タラバガニ ズワイガニ
分類 異尾下目(ヤドカリ下目) 短尾下目(カニ下目)
大きさ 大型(脚を広げると1m超のことも) タラバガニより小型
太く肉厚 細く長め
食感 肉厚で食べ応えがある 繊細でほぐれやすい
カニ味噌 量が少なく、通販では除去済みのことが多い 濃厚で人気が高い
向いている料理 焼きガニなど 鍋・しゃぶしゃぶ・刺身など

※上記は一般的に言われている傾向であり、個体・産地・加工状態によって差があります。

タラバガニとズワイガニ、どっちが美味しい?

優劣で語れるものではなく、好みや用途によって選び方が変わります。太い脚肉のボリュームと食べ応えを重視するならタラバガニ、繊細な甘みやカニ味噌まで楽しみたいならズワイガニが向いているとされています。

タラバガニの食べ方

ボイル済みタラバガニの食べ方

通販ではボイル済み・冷凍の商品も多く販売されています。解凍後はそのまま食べられるほか、軽く炙る・鍋に入れるなど、好みに合わせて調理できます。

冷凍タラバガニの解凍方法

ボイル済みの冷凍タラバガニは、冷蔵庫でゆっくり時間をかけて自然解凍するのが基本です。目安時間は商品の量や状態によって数時間〜1日程度と幅があるため、購入した商品に記載された解凍時間の案内を優先してください。電子レンジや常温での急速解凍は、旨味成分が水分と一緒に流れ出やすいため避けましょう。

タラバガニの殻の剥き方

脚を関節の部分で切り分け、殻にキッチンバサミなどで切れ目を入れてから身を取り出す方法が一般的です。殻の内側に沿ってハサミを入れると、身を崩さずに取り出しやすくなります。

タラバガニのおすすめの食べ方

  • そのまま(解凍してそのまま食べる、最もシンプルな食べ方)
  • 焼きガニ(殻ごと炙って香ばしさを楽しむ)
  • カニ鍋(出汁と一緒に煮て旨味を楽しむ)
  • カニしゃぶ(さっと湯にくぐらせて食べる)

タラバガニを選ぶときのポイント

姿・脚・むき身の違い

「姿」は見栄えがよく贈答用にも向きますが、殻の分だけ可食部の割合は下がります。「脚」は食べやすさと見た目のバランスが良く、「むき身」は可食部の割合が高く手間もかかりません。用途に合わせて選びましょう。

生とボイルの違い

ボイル済みは解凍するだけで食べられる手軽さが特徴です。生(生冷凍)は、焼きガニや鍋など、自分で調理して楽しみたい場合に向いています。

冷凍タラバガニを見るポイント

冷凍状態(生冷凍かボイル冷凍か)、加工形態(姿・脚・むき身)、推奨されている解凍方法を商品ページで確認しておくと、届いてから迷わずに済みます。

内容量と可食部

「1kg」という表記でも、1kg全部が食べられる身とは限りません。殻付きの商品は、殻の重さの分だけ実際に食べられる量が少なくなります。内容量が総重量なのか、商品説明に記載された正味重量なのかを確認しましょう。

産地・原産国を確認する

国内では北海道でタラバガニが水揚げされていますが、流通しているタラバガニには海外産のものも多くあります。「北海道産」を探す場合も、産地・原産国・加工地の表示を商品ページで確認することをおすすめします。

タラバガニはどこで買える?

タラバガニ通販のメリット

  • 自宅まで配送してもらえる
  • 大型・大容量の商品を探しやすい
  • 複数の商品・販売店を比較しやすい

通販でタラバガニを選ぶときの注意点

購入前に、カニの種類(本タラバか、代替として扱われることのある近縁種か)、内容量、姿・脚・むき身の別、ボイルか生か、送料、産地、販売店の商品説明を確認しましょう。特に内容量が「総重量」なのか、商品説明に記載された「正味重量」なのかで印象が変わるため、注意が必要です。

タラバガニを通販で購入するなら

タラバガニを通販で購入する場合は、価格だけでなく、種類・内容量・加工形態・送料などを比較することが重要です。主要なカニ通販を比較した記事では、各通販の特徴や取り扱い商品をまとめています。

カニ通販おすすめ6社比較を見る

タラバガニを食べ放題で楽しむなら

タラバガニ食べ放題のメリット

好きなだけ食べられる満足感があり、家族や友人と一緒に楽しみやすいのが食べ放題の魅力です。

食べ放題を選ぶときの注意点

  • タラバガニが本当に食べ放題の対象に含まれているか(コースによっては対象外の場合がある)
  • 提供される部位(脚のみか、姿かなど)
  • 提供期間・時間帯(季節限定の場合がある)
  • 制限時間
  • 料金(税込・サービス料込みかどうか)

店舗やプランによって条件が異なるため、予約前に公式情報で詳細を確認することをおすすめします。

タラバガニについてよくある疑問

タラバガニはカニじゃない?
生物学的な分類では、いわゆるカニ(カニ下目)ではなく、ヤドカリ下目のタラバガニ科に分類されます。ただし水産業などの分野では、一般的にカニの一種として扱われています。
タラバガニはヤドカリの仲間?
はい。分類上はヤドカリ下目に属しており、ヤシガニやコシオリエビなどと近い仲間です。
タラバガニとズワイガニはどちらが美味しい?
優劣ではなく好みの問題です。食べ応えのある脚肉を楽しみたいならタラバガニ、繊細な甘みやカニ味噌まで楽しみたいならズワイガニが向いているとされています。
冷凍タラバガニはどうやって食べる?
ボイル済みの場合は、冷蔵庫でゆっくり自然解凍してから、そのまま・焼きガニ・鍋などでお召し上がりいただけます。急速解凍は旨味が流れ出やすいため避けましょう。
タラバガニは通販で購入できる?
はい。多くの通販サイトで取り扱われています。購入時は種類・内容量・加工形態・送料などを比較して選ぶことをおすすめします。

まとめ

この記事のポイント

タラバガニは太く肉厚な脚と食べ応えが特徴で、生物学的にはヤドカリの仲間に分類されます。ズワイガニとは味・食感・向いている料理などに違いがあり、優劣ではなく好みで選ぶのがおすすめです。食べる際はボイル・冷凍・生など加工状態を確認し、購入する際は内容量だけでなく可食部・産地・送料なども比較しましょう。

タラバガニを扱う通販を比較したい方は、カニ通販おすすめ6社比較もあわせてご覧ください。