阪神競馬場

2019年の仁川ステークスのオッズ表をご覧ください。

2019年仁川ステークスオッズ表

この表は2019年の仁川ステークスが開催される30分前のオッズを使用したもので、一番上の行は単勝人気順に馬番とオッズ、断層値が記載されています。断層については、↓この記事をご覧ください。

オッズ理論

続いて次の行は馬連。馬連の順位の出し方は、全馬連を人気順に並べ替えます。この仁川ステークスでいえば、馬連1番人気が、1-4で9.6倍。馬連2番人気が、1-2で15.7倍。馬連3番人気が、1-12で16.9倍でした。この中で馬番が上位から数えて先に2つ以上出現している馬番が、馬連の1番人気(軸馬)となります。この例は、単勝も馬連も1番人気は同じですが、必ずしも同じとなる事はありません。

馬連の1番人気が決定すれば、その馬番から全馬に流した馬連を抽出し、並び替えたのが表の馬連になります。

最後に複勝。これは単勝と同じで複勝人気順に馬番とオッズ、断層値が記載されています。

2019年の仁川ステークスのオッズ表の説明をしたところで、穴レースの特徴を述べます。先ず、単勝30倍以下の頭数。この頭数が10頭以上いる場合、オッズ理論では穴レースとして取り扱います。

次いで馬連1番人気のオッズ10倍以上なら穴レース。2019年の仁川ステークスは穴レースになる可能性が高いと判断できるわけです。

クロス入りオッズ表

もう一度、オッズ表をご覧ください。今度は、単勝・馬連・複勝の馬番同士を青線で結んでみました。2位から7位まで青線が交差しているのがわかると思います。これはクロスと言って単勝・馬連・複勝の売れ行きが異なっている証拠で、クロスが多い方が穴傾向と捉えられるわけです。

仁川ステークス2019オッズからわかるレースの特質

2019年の仁川ステークスは、単勝30倍以下の頭数が10頭、馬連1番人気のオッズが9.6倍、クロスは多い。さらに、単勝1番人気の馬番1番のオッズは4.2倍で複勝オッズは2.0倍と、本来の単勝1番人気とかけ離れたオッズを示しており、危険な人気馬であることがわかります。限りなく2019年の仁川ステークスは、穴レースだとなるわけです。

しかし、穴レースと言っても色々あります。中穴や大穴など。2019年の仁川ステークスは、具体的にどんなレース決着になるのか?

ここで断層が判定基準になります。

断層は基本、単勝と馬連を確認しますが重要なのは馬連の断層です。2019年の仁川ステークスの単勝には1.7倍以上の断層はありません。一方、馬連は7位に1.82倍と9位に1.77倍の断層があります。

オッズ理論では、馬連の第二断層が10位より後ろにある場合は、大穴レースで、主に万馬券を狙い、10位より前にある場合は、中穴レースとして馬連40倍~90倍の馬券を狙っていきます。

2019年の仁川ステークスの馬連第二断層は9位にあるので、中穴レースとして馬連40倍~90倍の馬券がターゲットになります。

仁川ステークス2019オッズからわかる穴馬とは

2019年の仁川ステークスは、中穴と判定し狙う馬券も説明しました。しかし、馬連40倍~90倍ましたが実際に何通りも全て買うのか?

そうではありません。オッズ理論により穴馬も決定できます。中穴の場合、穴馬は馬連第二断層の手前4頭になります。

ここでは、3,10,13,7番が穴馬です。これらの穴馬は軸馬とし、ヒモは単勝一番人気を蹴って、馬番4,2,12とし馬連の買い目は12点になりました。ここでは1番人気の単勝・複勝オッズが高く不安定だったので、買い目から外しましたが、時と場合によりヒモを1位~3位や3位~5位にする時もあります。

2019年の仁川ステークス、結果は締め切りで単勝8番人気の馬番10番が1着、単勝7番人気の馬番12番が2着。馬連10-12で配当は6,980円となりました。買い目が12点なので、回収率581%と十分な利益がオッズ理論により獲得することが出来ました。

今年の仁川ステークスは、どんな決着になるのか!?オッズ理論で、レースを分析し的中させたいですね。