現在、単勝一番人気に支持されているモズアスコット。同馬は前走の根岸ステークスが初ダート。出遅れながらも鮮やかに差し切り勝ちをおさめた。そのレースで1.9倍の単勝一番人気を背負ったコパノキッキングに完勝したので価値は高い。また安田記念GⅠ(芝1600M)も2018年に制しており今回のフェブラリーステークスで2.7倍に支持されるのも頷ける。
しかし、安田記念では、前3F34.2のペースを自身は35.4で上り3F33.3の脚を使い、根岸ステークスでは、前3F35.0のペースを自身は35.7で上り3F34.7で駆け抜けた。
芝とダート、距離も違うので比較するのはどうかと思ったが…
35秒半ばのペースで末脚を発揮するタイプと推測できる。
2019年インティの勝ったフェブラリーステークスは…
前3F35.8を上り3F35.4
つまり何が言いたいかと言えば、ダ東京1600Mのペースに折り合いがついて末脚を発揮できるかが疑問。あくまで芝ダ距離の違いはあるが、モズアスコット自身のペースなら逃げ馬であるインティより前に行ってしまうことになる。
この事は、安田記念を制した後のマイルチャンピョンシップでわかる。単勝一番人気に支持されながらも惨敗したモズアスコットは、前3F35.0のペースを自身は36.1で上り3F33.9で13着。マイルのペースでは末脚を温存できないのでは?
自身が力を発揮できるのは、マイル以下の短距離ではないかと推測している。要は短距離の差し馬ではなかろうか?
インティが昨年刻んだラップを2020年も刻むなら、モズアスコットは惨敗するかも。
あくまでも素人考えなので、参考程度に留めておいてくださいな。
そんな素人考えで、東京ダート1600Mに適した人気がない穴馬とは…