うな重ではなく、太刀魚重で勝負するのは、大阪阿倍野区にある、たちじゅう園。
店内はオープン前から行列が出来て大繁盛のお店。その重の食材である太刀魚は、和歌山産で独自手法で蒲焼にしているようです。
僕の自宅の近くなのですが、テレビなどのメディアでお店を知りました。
重は鰻だと思っていたので、あまり期待していませんでしたが、実際に食べてみると、旨い。
どう旨いかと言うと、太刀魚自体、クセがない魚なので独特な臭みは全くありません。また、太刀魚は白身で淡白な味なのでパンチ力に欠けそうですが、そんな感じもしない。
独自手法がそうさせているのか、上品だがしっかりとした味が旨いんです。もちろん鰻重と比べてもタチウオ重は、別物なので意味を成しません。
ですが、外食するのに「たちじゅう園の太刀魚」と「有名何処の鰻重」どちらかを選ぶ事があった場合、間違いなく太刀魚重と答えるだろう。
今まで鰻より太刀魚が旨いとは思わなかったが、それを覆されたと言える。
