堤防とタコ釣りの道具

淡路島でタコ釣りをするなら、仕掛けを選ぶより先に、その場所でタコを釣ってよいかを確認する必要があります。兵庫県の海のほとんどの沿岸には共同漁業権が設定されていて、マダコは遊漁者がとれない区域があるためです。

この記事では、兵庫県水産技術センター「兵庫の海釣り」と報道をもとに、淡路島のタコ釣りで知っておきたいルール、確認の手順、釣り船でタコを狙うときの注意点をまとめました。

この記事の結論
  • 兵庫県の沿岸の多くには共同漁業権があり、マダコは遊漁でとれない区域がある
  • マダコは体重100g以下はとれない(兵庫県の採捕制限)
  • 明石・淡路島西岸の漁協は、タコの資源保護のために釣り客の監視を強めている(2022年の報道)

目次

淡路島 タコ 釣り|まず漁業権を確認する

淡路島でタコを釣ってよいかは、場所によって違います。兵庫の海釣り「遊漁のルールとマナー」によると、兵庫県の海のほとんどの沿岸(海岸から概ね1〜2km)には共同漁業権が設定されていて、第1種共同漁業権の区域では、その対象になっているまだこ・あさり・あわび・さざえなどを遊漁者がとることはできません。

つまり、「港の堤防から釣るだけなら大丈夫」とは言い切れないということです。漁業権の区域と対象は、兵庫県のホームページや、地元の漁協、兵庫県淡路県民局の洲本農林水産振興事務所(電話0799-26-2107)で確認できます。

淡路島で釣る前に確認したいルール
  • 兵庫県の海のほとんどの沿岸(海岸から概ね1〜2km)には共同漁業権が設定されていて、マダコ・アワビ・サザエなどは遊漁でとれない区域がある(兵庫の海釣り「遊漁のルールとマナー」で確認)
  • 淡路島内の沿岸では、アオリイカの胴長15cm未満は1年中、7月1日〜9月30日はすべてのサイズのリリースが呼びかけられている(淡路水交会)
  • 船から釣るときは、県に登録された遊漁船を使う。漁港への無断立ち入り・無断駐車はしない

マダコの採捕制限(100g以下はとれない)

漁業権の区域外でも、兵庫県では、体重100g以下のマダコはとることができません。県のリーフレットでは、まだいの全長12cm以下、あわび・なまこを遊漁でとれないことなどとあわせて示されています。

釣り場のルールを確認する釣り人
※画像はイメージです

小さなタコが釣れたときは、すぐに海に返してください。重さがはっきりしないときは、持ち帰らないのが安全です。

明石・淡路島西岸のタコの資源保護

淡路島の西岸では、タコの資源を守る取り組みが続いています。神戸新聞(2022年9月)によると、明石市と淡路島西岸の11の漁協が、鹿ノ瀬と呼ばれる漁場で資源保護に取り組み、釣り客への監視を強めていると報じられました。

同じ記事では、富島漁協のマダコの漁獲量が前年の3分の1の40トンに減ったこと、漁業権が設定された海でも、遊漁船やプレジャーボートからタコを釣る人が絶えないことが伝えられています。淡路・洲本の6つの漁協でつくる「西浦水交会」が、釣り船の操業を制限する方向で動いているとも報じられていました。漁業権の侵害は密漁にあたり、罰則の対象になります。

タコ 釣り 淡路島|堤防で釣る前の確認手順

淡路島の堤防でタコを狙いたいときは、次の順番で確認すると、知らずにルール違反をする心配を減らせます。どれか1つでも分からなければ、その場所ではタコを狙わないのが安全です。

釣り船でタコ釣りの準備
※画像はイメージです
  • その港・堤防が共同漁業権の区域か、マダコが対象になっているかを、県・漁協に確認する
  • 港の「釣り禁止」「立入禁止」の表示がないかを現地で確認する
  • 釣れたタコが100g以下でないかを確かめ、小さければ放す
  • 漁港の作業の邪魔にならない場所・時間を選ぶ

富島漁港・育波漁港のタコ

「富島 漁港 タコ」「育波 漁港 タコ 釣り」という検索もありますが、どちらも淡路島西岸の漁港で、上で紹介した資源保護の取り組みが報じられている地域です。釣りに行く前に、漁協や県の窓口で、タコを狙ってよいかを必ず確認してください。育波については、育波漁港の釣り船の記事にもまとめています。

【一次情報:運営者が追記予定】

運営者が淡路島のタコ釣りについて、漁協や県の窓口に問い合わせた結果(どこならよいか・だめか)を追記します。

淡路島のタコ釣り船を選ぶときの注意点

釣り船でタコを狙うときも、まず兵庫県に登録された遊漁船かを確認し、その船がどの海域で、どんなルールでタコ釣りをしているかを予約前に聞いておくことが大切です。報道のとおり、淡路島西岸では漁協が釣り船の操業制限を目指す動きもあるため、年によって状況が変わる可能性があります。

登録遊漁船の調べ方は、淡路島の釣り船・遊漁船の選び方にまとめています。

まとめ|淡路島のタコは「釣ってよいか」から

淡路島のタコ釣りは、仕掛けやポイントの話の前に、漁業権とサイズの決まりを確かめることが出発点になります。漁業者が資源を守ろうとしている海で楽しませてもらう、という意識で計画を立てたいところです。

タコ以外の淡路島の釣りは、淡路島の釣り場ガイドをご覧ください。

この記事で参照した情報(2026年10月18日確認)

料金・営業時間・ルールは変わることがあります。出かける前に各公式ページと現地の表示で確認してください。

※当サイトでは、商品・サービスの紹介にアフィリエイト広告を利用しています。