中山競馬場

スプリンターズステークス2023の有力馬について、独断で解説してみた。

ナムラクレア

G3では強いがG1では今一つ何かが足りないのか?昨年のスプリンターズステークスでは、斤量53㎏と恩恵がありながら今年出走するウィンマーベルやナランフレグに差されている。今年の斤量は56㎏と3㎏増で挑が前走のキーンランドカップでは、前出し2頭より先着している。パワーアップしてスプリンターズステークス2023で1番人気を背負い期待にこたえられるか?信頼度は決して高くない。

アグリ

前走のセントウルステークスで脚質変換。先行脚質から追い込み脚質へ。それが功を制し、前残りのスローペースを上がり32.4という豪脚を使い2着。今回も脚を溜めて速い上がりを使えるようなら脅威。乗鞍にムラがあり軸にはし辛いが、スプリンターズステークス2023の人気馬の中では、信頼度が高めと言える。

ママコチャ

ソダシの妹、ママコチャは人気先行型で馬券的妙味に欠ける。しかし、北九州記念2023ではメンバー中3番目に重い斤量55.5㎏を背負いあわやの健闘。1200Mの適性を見せつけたレースだった。2歳時にナムラクレアと接戦を演じていただけに、成長した今回、乗鞍強化も含めて馬券的に外せない1頭になりそうだ。

メイケイエール

スプリンターズステークス2023の出走馬中、重賞勝利が6勝と最多も近走は頭打ち。スプリンターズステークス2022で1番人気を裏切ったが、その前走セントウルステークスでレコード勝した反動が敗因とか。今回は安田記念からの距離短縮で見直す点があるが…人気なので馬券的妙味に欠ける。過去の成績を見返してもピンかパーか。軸にするにはリスキーか。

ナランフレグ

高松宮記念2022の勝馬で、スプリンターズステークス2022の3着馬。出走馬中のG1馬は、ピクシーナイト・ドルチェモア・ナランフレグの3頭。しかし近走不振で7歳馬。上りの脚に衰えを感じる。しかし前走は追い込み不利の馬場、2走前は距離が長過ぎたと考えれば、3走前の高松宮記念2023では不良馬場を追い込んで0.3秒差の4着。侮れない1頭かもしれない。

ジャスパークローネ

この夏一番充実している馬と言える。もっか重賞G3を連勝中。戦歴を見ると逃げれるかどうかに尽きる。芝1200Mはトータル9戦、5-0-1-3。そのうち逃げたレースは6-0-0-1と驚愕の強さを見せつける。スプリンターズステークス2023は同型が多く逃げる事が容易ではないが、逃げた場合は勝つ可能性も十分にある。

スプリンターズステークス2023有力馬については、以上になります。

最後に

スプリンターズステークス2023の展開を考えてみると、どうしても逃げたい馬が内からテイエムスパーダ・ジャスパークローネ・モズメイメイと3頭いる。同舞台秋開催のCコースは、逃げ馬の好走確率がA、Bに比べて高くなっているとの事なので、この3頭は注意が必要かもしれない。逃げれた馬が馬券に絡む可能性は高いと言えます。

私は上記以外で狙いたい馬がいます。力関係でも十分足り、展開も有利に働きそうな穴馬です。どうぞ参考になさってくださいね!