オイル交換

エブリイDA17Vのオイル交換では、「オイルは何L入る?」「0W-16と0W-20はどちらを選べばいい?」「交換時期はいつ?」「OILランプが点灯したけど大丈夫?」と迷う方も多いのではないでしょうか。

エンジンオイルは、エンジン内部の潤滑や冷却などを担う重要な消耗品です。交換時期を過ぎたまま使用を続けると、エンジンの負担が増える原因になるため、定期的な交換が必要です。

この記事では、エブリイDA17Vのエンジンオイル量・粘度・交換時期・交換費用・DIYでの交換手順・OILランプの意味とリセット方法まで詳しく解説します。

なお、DA17Vは年式・エンジン・グレードなどによって仕様が異なる場合があります。オイルの種類や交換量については、最終的にご自身の車両の取扱説明書やメンテナンスノートを確認してください。

エブリイDA17Vのエンジンオイル量・粘度

エブリイDA17Vのエンジンオイル交換では、オイル量と粘度を間違えないことが重要です。

エブリイDA17Vのオイル量・粘度の目安
  • オイルのみ交換:約2.7L
  • オイルフィルター交換あり:約2.8L
  • 指定粘度:車両の年式・仕様に応じて確認

オイル量はあくまで交換時の目安です。最後はオイルレベルゲージで液面を確認し、規定範囲に収まるよう調整してください。

DA17Vの整備記録では、オイルのみ交換で2.7L、オイルフィルターも交換する場合は2.8Lという例が確認できます。

ただし、同じDA17Vでも年式や仕様によって指定内容が異なる可能性があります。「2.7Lだから必ず2.7L入れる」のではなく、規定量を目安にして、最後はレベルゲージで確認することが大切です。

エブリイDA17Vのオイル粘度は何Wを選ぶ?

エンジンオイルの粘度は、車両に指定されているものを基本に選びます。

DA17Vの指定粘度は年式・エンジン仕様によって異なります。ターボなし車では0W-16・0W-20など、ターボ車では5W-30が指定されている取扱説明書があります。必ず自車の取扱説明書に記載された指定粘度・規格を確認してください。

ネットショップでエンジンオイルを購入するときも、「DA17V用」と書かれているだけで判断せず、車両の指定粘度・規格に適合しているか確認することをおすすめします。

エブリイDA17Vのオイル交換時期・交換距離

エブリイDA17Vには、エンジンオイルの交換時期を知らせる機能が搭載されている車両があります。

スズキの取扱説明書では、標準的な使用方法の場合、エンジンオイルは10,000kmごと、または6か月ごとのどちらか早い方で交換するとされています。ターボ車は5,000kmごと、または6か月ごとのどちらか早い方が交換時期の目安です。エンジンオイルフィルターは10,000kmごとの交換とされています。

交換時期は車両の使用条件でも変わります

短距離走行が多い、頻繁なアイドリング、山道や悪路での走行、荷物を積んだ状態での使用など、エンジンへの負担が大きい使い方をしている場合(シビアコンディション)は、標準的な交換時期だけを目安にせず、より早めの交換を検討してください。

仕事や配達でエブリイDA17Vを使う場合

エブリイDA17Vは仕事や配達などで使用されることも多い車です。

毎日のように短距離を走ったり、荷物を積んだ状態でストップ&ゴーを繰り返したりする場合は、一般的な乗用車よりもエンジンオイルの状態をこまめに確認する習慣をつけておくと安心です。

走行距離だけで判断せず、「何km走ったか」と「前回交換から何か月経ったか」の両方を管理すると交換時期を忘れにくくなります。

エブリイDA17Vのオイル交換費用はいくら?

エブリイDA17Vのオイル交換費用は、DIYで行うか、カー用品店・ガソリンスタンド・ディーラーなどに依頼するかによって変わります。

交換方法 費用の考え方 おすすめの人
DIY オイル・フィルター・パッキンなどの部品代 自分で整備できる人
カー用品店 オイル代+交換工賃など 手軽に交換したい人
ガソリンスタンド 店舗・オイルによって異なる 給油と一緒に依頼したい人
ディーラー 店舗・使用オイルなどによって異なる 純正品や点検も重視したい人

DIYなら工賃を抑えられる一方、オイルを受ける容器や廃油処理用品なども必要です。初めて交換する場合は、工具や安全対策まで含めて費用を考えましょう。

エブリイDA17Vのオイル交換に必要なもの

自分でエブリイDA17Vのオイル交換をする場合は、エンジンオイルだけでなく、周辺の消耗品や工具も準備しておく必要があります。

  • 適合するエンジンオイル
  • オイルフィルター(交換する場合)
  • ドレンボルト用ガスケット・パッキン
  • オイルジョッキ
  • 廃油を受ける容器
  • 廃油処理用品
  • 適切な工具
  • 車両を安全に支えるための器具

特にドレンボルトのガスケットは、オイル漏れ防止のため、交換時に新品へ交換するのがおすすめです。

エブリイDA17Vのオイル交換方法

DIYでオイル交換をする場合は、作業前に必要な工具・部品をそろえ、安全な場所を確保してください。

DIYで作業するときの安全上の注意

車体の下に入る作業では、ジャッキだけで車両を支えた状態で作業しないでください。平坦で安定した場所で適切なリジッドラック(ウマ)などを使用し、車両が動かないことを確認してから作業してください。また、オイルやエンジン周辺部品が高温になっている場合は、やけどに十分注意してください。

  1. 準備作業:

    適合するエンジンオイル、オイルフィルター、ドレンガスケット、工具、廃油処理用品などを準備します。車両を平坦で安全な場所に停車し、確実に車両を固定してください。

  2. 車両下部へ安全にアクセスする:

    必要に応じて車両を持ち上げます。車体下で作業する場合は、ジャッキだけで車両を支えず、必ず適切な安全器具を使用してください。

  3. 古いオイルを排出する:

    廃油受けをドレンボルトの下に設置し、ドレンボルトを緩めて古いエンジンオイルを排出します。ドレンボルトを取り付ける際は、ガスケットを新品に交換することをおすすめします。

  4. オイルフィルターを交換する:

    オイルフィルターを交換する場合は、古いフィルターを取り外して新しいものを取り付けます。新しいフィルターのパッキン部分に少量の新油を塗ってから取り付けると、パッキンのなじみをよくできます。

  5. 新しいオイルを注入する:

    ドレンボルトとオイルフィルターを適切に取り付けたら、新しいエンジンオイルを注入します。オイル量は車両の指定量を基準にし、最初から全量を一気に入れず、レベルゲージを確認しながら調整してください。

  6. オイルレベルを確認する:

    エンジンを始動した場合は停止後に適切な方法でオイルレベルを確認し、レベルゲージの規定範囲内に収まっているか確認します。入れすぎにも注意してください。

  7. オイル漏れを確認する:

    エンジンを始動したあと、ドレンボルトやオイルフィルター周辺からオイルが漏れていないか確認します。漏れがある場合は走行せず、原因を確認してください。

  8. オイル交換インジケーターをリセットする:

    オイル交換後は、車両に搭載されているエンジンオイル交換インジケーターのリセットを行います(手順は後述)。

エブリイDA17VのOILランプが点灯したらどうする?

エブリイDA17Vでは、車両に搭載されているエンジンオイル交換お知らせ機能によって、設定された走行距離または時間に達すると「OIL」表示などで交換時期を知らせる場合があります。

「交換推奨時期」と「OIL表示のタイミング」は別物です

前述の「10,000km・ターボ5,000km、または6か月」は、あくまでスズキが案内するエンジンオイルの交換推奨時期です。一方、車両のOIL交換お知らせ機能は、車両・設定・初期状態によって5,000kmまたは6か月で点灯するケースが確認されています。両者は必ずしも同じタイミングではないため、混同しないよう注意してください。

そのため、「OIL」と表示されたからといって、必ずしもオイル量不足やエンジン故障を意味するわけではありません。まずはオイル交換時期を確認し、必要であればオイル交換を行います。

赤いオイル警告灯には注意

エンジンオイル交換のお知らせ表示と、油圧低下などを知らせる警告表示は意味が異なります。赤いオイル警告灯など、油圧低下が疑われる警告が点灯した場合は、走行を続けず安全な場所に停車してエンジンを停止し、整備工場などへ相談してください。

警告灯の色や表示は年式・メーター仕様によって異なる場合があるため、実車の取扱説明書も確認してください。

エブリイDA17VのOILランプ・オイル交換インジケーターのリセット方法

エンジンオイルを交換したあと、交換お知らせ機能のカウンターをリセットする必要があります。以下は、エブリイの具体的な操作手順として確認できた内容です。年式・メーター仕様によって表示が異なる場合があるため、実際の表示が異なる場合は取扱説明書の手順を優先してください。

  1. エンジンをかける
  2. 表示切替ノブを操作して、オドメーター(総走行距離)表示にする
  3. 表示切替ノブを長押しして、セッティングモードに切り替える
  4. 表示切替ノブを操作して「ocl」の表示にする
  5. その状態で長押しすると、表示が「rESEt」に変わる
  6. 「rESEt」表示のまま再度長押しし、「succes」の表示になれば完了
  7. 「End」の表示でセッティングモードを終了する

DA17Vはメーター仕様や年式によって表示・操作方法が異なる場合があります。実際の表示が記事と異なる場合は、車両に付属する取扱説明書のリセット手順を優先してください。

エブリイDA17Vのオイル漏れをチェックする方法

オイル交換後は、ドレンボルトやオイルフィルター周辺からオイルが漏れていないか確認しましょう。

エンジン始動後に車両を安全な場所へ停車し、ドレンボルト周辺やオイルフィルター周辺にオイルのにじみや垂れがないか目視で確認します。

また、駐車場所の地面にオイルの跡がないか確認するのも有効です。

オイル漏れを発見した場合は、そのまま走行を続けず、原因を確認してください。

エブリイDA17Vに入れるオイルの選び方

  • 車両指定の粘度を確認する
  • まずは車両の取扱説明書などを確認し、指定されている粘度のオイルを選びます。

  • APIなどの規格を確認する
  • エンジンオイルを選ぶときは、車両メーカーが指定する規格・性能を満たしているか確認してください。

  • 純正オイルを選ぶ
  • オイル選びで迷う場合は、スズキ純正オイルを候補にする方法があります。指定粘度・規格が車両に適合していることを確認したうえで選びましょう。

  • 使用環境と交換頻度を考える
  • 短距離走行が多い、仕事で毎日使用するなど、車の使い方によってオイル交換の管理方法を考えることも大切です。

スズキ純正エクスターFを選ぶ場合

スズキ純正オイルを選びたい場合は、「エクスターF」シリーズも候補になります。

ただし、同じエクスターFでも粘度や規格が異なる商品があるため、商品名だけで判断せず、DA17Vの指定内容と照合してください。

20L缶は、自分で定期的にオイル交換する人や、年間走行距離が多い人には使いやすい選択肢です。一方、交換頻度が低い場合は、保管場所や使用期限なども考えて容量を選ぶとよいでしょう。

エブリイDA17Vのオイル交換でよくある質問

エブリイDA17Vのオイルは何L入りますか?

目安として、オイルのみ交換の場合は約2.7L、オイルフィルターも交換する場合は約2.8LとされるDA17Vの整備記録があります。ただし、年式・仕様によって異なる可能性があるため、最終的には車両の取扱説明書を確認し、レベルゲージで適正量を確認してください。

エブリイDA17Vのオイル交換は何kmごとですか?

スズキの取扱説明書では、標準的な使用方法の場合、10,000kmごと、または6か月ごとのどちらか早い方が交換の目安とされています。ターボ車は5,000kmごと、または6か月ごとのどちらか早い方が目安です。

オイルフィルターは毎回交換した方がいいですか?

毎回必ず交換するとは限りません。スズキの取扱説明書では、標準的な使用方法の場合、エンジンオイルフィルターは10,000kmごとの交換が案内されています。車両のメンテナンスノートや使用状況も確認してください。

オイル交換後もOILランプが消えません

エンジンオイルを交換しただけでは、オイル交換お知らせ機能のカウンターが自動的にリセットされない車両があります。前述のリセット手順を行ってください。

エブリイDA17Vのオイル交換はDIYでもできますか?

DIYで交換することは可能ですが、車体下部での作業には危険が伴います。特に車両を持ち上げて作業する場合は、安全な支持方法を確保してください。少しでも不安がある場合は、カー用品店や整備工場などに依頼することをおすすめします。

エブリイDA17Vのデフオイルについて

エブリイDA17Vには、エンジンオイル以外にもデフオイルやミッションオイルなど、車両仕様に応じて点検・交換が必要な油脂類があります。4WD・MTなどでは交換対象や指定内容が異なるため、エンジンオイルとは分けて管理しましょう。

エブリイDA17Vのオイル交換では、「オイル量」「指定粘度」「交換時期」の3つをまず確認することが大切です。DIYで交換する場合は安全対策を徹底し、交換後はオイル漏れとオイルレベルを確認してください。また、OIL表示が点灯した場合は、オイル交換の推奨時期とは別に、お知らせ機能のタイミングであることを踏まえて確認しましょう。車両の年式・仕様によって内容が異なる場合があるため、最終的には取扱説明書やメンテナンスノートを優先してください。

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