天皇賞秋2023

天皇賞・秋は日本競馬界の最高峰と言われるG1レースのひとつです。その中でも2000メートルという距離は、スピードとスタミナのバランスが求められる難関です。今年の出走馬は11頭と少ないですが、注目されるレースとなりそうです。なぜなら、その中には世界的にも高い評価を受ける昨年の優勝馬イクイノックスや、そのイクイノックスを破りダービー馬となったドウデュースなど、その他も強豪揃いだからです。

そんな中で、天皇賞・秋2023に出走する全頭の最新の記事を元に、私的な感想を述べていきたいと思います。

ノースブリッジ

記事元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f5ffe7c02aaae2c4a70ff17e460a9fa44dbbb925
最内枠に入ったノースブリッジに注目しています。

ノースブリッジは今年7歳という高齢の馬ですが、まだまだ現役で活躍しています。今年はG2の京都記念で2着になるなど、安定した成績を残しています。この馬の特徴は、スタートから先頭集団につけてレースを進めることです。このスタイルは、経済コースを通って脚を温存することができます。また、先行することで他の馬に干渉されるリスクも減らせます。しかし、このスタイルには欠点もあります。それは、後方から追い込む馬に差されやすいことです。

そこで、記事ではノースブリッジの騎手として岩田康が重要な役割を果たすと言っています。岩田康はベテランの騎手であり、ノースブリッジとも相性が良いです。岩田康はノースブリッジの持ち味を生かしつつ、最適なペース配分をすることができます。また、岩田康は他の馬や騎手の動きにも敏感に反応します。例えば、逃げるジャックドールが大逃げになった場合、岩田康はそれに乗じてノースブリッジも飛ばすかもしれません。逆に、ジャックドールがペースダウンした場合、岩田康はそれを見逃さずにノースブリッジも抑えるかもしれません。

記事では、レース展開の予想として、ジャックドールが単騎逃げを打ち、ノースブリッジが2番手につけて追走するというシナリオを描いています。そして、その後ろにイクイノックスやドウデュース、プログノーシスなどの強豪馬が中団から後方に位置するという展開です。この場合、最後の直線で外から末脚勝負をする馬たちよりも、内から抜け出すノースブリッジが有利になる可能性があります。それは、内側の方が距離が短くなるからです。また、外から追い込む馬たちは互いに邪魔しあう可能性もあります。その隙を突いて、ノースブリッジがアッと驚かせる走りを見せるかもしれません。

私はこの記事の予想に興味を持ちました。ノースブリッジはイクイノックスに比べれば人気がない馬ですが、それだけに高配当を狙えるチャンスがあります。また、岩田康の騎乗も見どころです。彼はノースブリッジとのコンビでどんなレースをするのでしょうか。私はこのレースを楽しみにしています。皆さんもぜひ、ノースブリッジに注目してみてください。

エヒト

記事元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9495b0eb9d30a92d247cab8a79793cf10687478b
馬番2番に入ったエヒトに注目しています。

エヒトはG1初挑戦ということで、人気は低いかもしれませんが、私はこの馬に大きな可能性を感じています。

エヒトは今年6歳になる牡馬で、キャリア29戦で6勝しています。そのうち重賞勝ちが2回ありますが、どちらも夏場の小倉記念です。このレースは2000メートルで行われるので、エヒトはこの距離に適性があると言えます。また、夏場から連戦してきたことで、体力や精神面にも強さをつけています。前走のオールカマーでは11着に敗れましたが、それは急仕上げだったことや位置取りが悪かったことが原因だと思います。今回はしっかり調整されているし、スタートも決められると思います。

エヒトの魅力は何と言ってもその気迫です。追い切りでは常に自分から前へ行こうとする姿勢を見せています。坂路では50秒台の好時計をマークしており、状態の良さを示しています。森秀師も「いい状態だ」と自信を見せています。レースでは積極的に進出していくでしょう。昨年の七夕賞では早め先頭から押し切って重賞初制覇を果たしました。その時の相手にはヒートオンビートもいましたが、2馬身半差で圧倒しました。もし今回も同じような展開になれば、エヒトは大きなチャンスを掴むことができると思います。

少頭数のレースは荒れることが多いです。有力馬がマークしあって消耗することもありますし、逃げ切りや差し切りの可能性も高まります。エヒトはそんな中で穴をあけることができる馬だと思います。G1初挑戦ということで不安もありますが、それを裏切るぐらいの力を持っていると信じています。

ドウデュース

記事元:https://news.yahoo.co.jp/articles/73f2117d0021ceb57f54809e96a0b86c7b1d5e36
馬番3番に入ったドウデュースに注目しています。

天皇賞・秋はイクイノックスの連勝記録がかかるレースとして話題になっていますが、そのライバルとしてドウデュースも見逃せません。この馬は昨年のダービー馬であり、今年の京都記念でイクイノックスに0.1秒差まで迫った実力馬です。しかし、その後はドバイターフを目指していましたが、新型コロナウイルスの影響で出走を取りやめました。そのため、7カ月ぶりのレースとなります。長期休養からの復帰戦は不安要素もありますが、記事によると仕上がりは良好だそうです。

ドウデュースは栗東トレーニングセンターで最終調整を行いました。コースを流すだけの軽めの調教でしたが、馬体重は前走と同じくらいになるということです。また、追い切り後には周りを威圧するような気迫を見せたそうです。これはレースに向けて気合が入っている証拠です。友道師も「変わりなく来ています」と満足げに話しています。この馬は安定した成績を残しており、特に東京コースでは3戦2勝と相性が良いです。

ドウデュースは3枠3番という絶好の枠順に入りました。この枠からなら、好位からレースを進めることができます。また、騎手は武豊という名手です。武豊はドウデュースとのコンビで京都記念を勝っており、相性も抜群です。武豊はドウデュースの持ち味である瞬発力を最大限に引き出すことができます。友道師も「ジョッキーに任せるだけ」と信頼しています。

ドウデュースはイクイノックスに対抗できる数少ない馬だと思います。7カ月ぶりのレースでも、仕上がりや枠順や騎手などすべてが揃っています。最後の直線でイクイノックスとの一騎打ちになったら、どちらが勝つか分からないほどの接戦になるかもしれません。皆さんもぜひ、ドウデュースに注目してみてください。

ダノンベルーガ

記事元:https://news.yahoo.co.jp/articles/73f2117d0021ceb57f54809e96a0b86c7b1d5e36
馬番4番に入ったダノンベルーガに注目しています。

天皇賞秋2023のダノンベルーガは、昨年のダービーで1番人気に支持されたものの、4着に敗れた悔しい思い出があります。しかし、その後はドバイターフに挑戦するなど、国際舞台でも活躍を目指してきました。今回は7カ月ぶりのレースとなりますが、仕上がりは抜群だそうです。

ダノンベルーガはジョアン・モレイラというブラジル出身の名手とコンビを組みます。モレイラは先週の菊花賞で2着になったばかりで、リベンジに燃えています。ダノンベルーガとも3戦連続で騎乗し、相性も良いです。モレイラはダノンベルーガの最終追い切りにも騎乗し、「感触を確かめられた」と話しています。この馬は伸び伸びとした走りが持ち味で、東京コースでは2戦1勝と実績もあります。

ダノンベルーガは4枠4番という好枠に入りました。この枠からなら、自分のペースでレースを進めることができます。また、前走よりも距離が短くなるのもプラスです。この馬は瞬発力がありますから、最後の直線で一気に加速することができます。モレイラも「強い相手がいるけど、チャレンジするのが楽しみ」と意気込んでいます。堀師も「うまく立ち回ればチャンスはある」と期待しています。

ダノンベルーガもまたイクイノックスに対抗できる可能性がある馬だと思います。7カ月ぶりのレースでも、仕上がりや枠順や騎手などすべてが揃っています。最後の直線でイクイノックスとの一騎打ちになったら、どちらが勝つか分からないほどの接戦になるかもしれません。

ガイアフォース

記事元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5e56e73169107ffe4c419ea97c8403676bca1ba7
馬番5番に入ったガイアフォースに注目しています。

天皇賞・秋は2023は、ガイアフォースも見逃せません。この馬は昨年の菊花賞で1番人気に支持されたものの、8着に敗れた悔しい思い出があります。しかし、その後は国内重賞で掲示板は外さず、マイルから中距離まで堅実に走っています。今回も仕上がりは抜群だそうです。

ガイアフォースは杉山晴紀厩舎の所属で、父はキタサンブラックという名馬です。キタサンブラックは天皇賞・秋を2回制覇したほか、有馬記念や宝塚記念などG1を7勝した伝説的な馬です。ガイアフォースも父譲りのスピードとパワーを持っています。新馬戦はドウデュースの首差2着。小倉の芝2000メートルをレコード勝ち、セントライト記念も勝っています。菊花賞では不利があったものの、1番人気に支持されるも8着。安田記念ではマイルに挑戦しましたが、4着に健闘しました。

以上の事から、ガイアフォースは天皇賞・秋は2023において、パンパンの良馬場で高速決着なら、十分にイクイノックスを負かせるだけの力は持ち合わせているでしょう。

ジャスティンパレス

記事元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ec440c7f7d17927fe86a3ec555efe01f1b9487f2
馬番6番に入ったジャスティンパレスに注目しています。

天皇賞・秋2023、イクイノックスのライバルとしてジャスティンパレスも見逃せません。この馬は昨年の天皇賞・春を制した実績馬であり、史上6頭目の天皇賞・春秋連覇を目指しています。しかし、イクイノックスには有馬記念や宝塚記念で敗れています。今回こそ巻き返しを果たし、2つ目のG1タイトルを手にすることが出来るか。

ジャスティンパレスは栗東・杉山晴紀厩舎の所属で、父はディープインパクトという名馬です。ディープインパクトは天皇賞・秋を2回制覇したほか、有馬記念や宝塚記念などG1を7勝した伝説的な馬です。ジャスティンパレスも父譲りのスピードと持久力を持っています。天皇賞・春では最後の直線で一気に抜け出して圧勝しました。宝塚記念ではイクイノックスに0.2秒差まで迫りました。

ジャスティンパレスは横山武という経験豊富な騎手とコンビを組みます。横山武はジャスティンパレスと初めて騎乗しますが、相性も良いと思います。横山武はジャスティンパレスの最終追い切りにも騎乗し、「見事な脚」と話しています。この馬は力強い走りが持ち味で、東京コースでは2戦1勝と実績もあります。

ジャスティンパレスは6枠6番という中間の枠順に入りました。この枠からなら、自分のリズムでレースを進めることができます。また、前走よりも距離が短くなるのもプラスです。この馬は持久力がありますから、最後の直線で一気に加速することができます。横山武も「イクイノックスの少し前での競馬になる」と意気込んでいます。杉山師も「うまく立ち回ればチャンスはある」と期待しています。

私はこの記事の予想に興味を持ちました。ジャスティンパレスはイクイノックスに対抗できる可能性がある馬だと思います。4カ月ぶりのレースでも、仕上がりや枠順や騎手などすべてが揃っています。最後の直線でイクイノックスとの一騎打ちになったら、どちらが勝つか分からないほどの接戦になるかもしれませんね。

イクイノックス

記事元:https://news.yahoo.co.jp/articles/305fb1ff8b26fc7744817917a2ee3603d59c4369
馬番7番に入ったイクイノックスに注目しています。

イクイノックスに関しては今更どうのこうのうんちくを言っても仕方ないので、記事を読んだ感想を述べますね!

まず、イクイノックスは3歳の春にクラシックで2着になったときから、ずっと成長してきた馬だということがわかりました。天皇賞・秋で初めてGIを勝ち、その後も有馬記念やドバイシーマクラシックで圧倒的な強さを見せてくれました。レーティング世界一になったのも納得です。

記事には、イクイノックスの主戦騎手であるクリストフ・ルメールが、その成長過程やレースで感じたことを語っています。ルメールはイクイノックスに対して深い信頼と愛情を持っていることが伝わってきます。彼はイクイノックスの強みや弱みをよく理解しており、レースでは冷静に判断して最適な騎乗をしています。パンサラッサの大逃げに焦ったり、ゲートや距離で不安を感じたりする場面もありましたが、それでも最後まで諦めずに追い込んで見事に勝利を掴みました。

私はルメールの言葉から、イクイノックスがどれだけ特別な馬であるかを感じました。彼は「春よりもワンランクもツーランクもアップした脚」や「完成してきた」という表現を使っています。また、「これだけ成長してくれたなら、次の有馬記念でも!」という気持ちや、「改めて成長を感じました」という感想も述べています。これらの言葉からは、イクイノックスが常に進化し続けていることがわかります。

私はこの記事を読んで、イクイノックスとルメールのコンビネーションが素晴らしいと思いました。彼らは互いに信頼し合い、共に成長し合っています。天皇賞・秋ではライバルのドウデュースや他の強豪馬と対決することになりますが、私は彼らに期待しています。世界一の立場で臨む秋の舞台で、彼らはどんな走りを見せてくれるのでしょうか。単勝オッズから馬券的妙味はありませんが、個人的に応援したい1頭です。

ヒシイグアス

記事元:https://news.yahoo.co.jp/articles/74f1162da9c8ec2903d02cc52c33e287269a5556
馬番8番に入ったヒシイグアスに注目しています。

ヒシイグアスは7歳という年齢で、まだまだ現役で戦っていることに感心しました。7歳以上馬が天皇賞・秋を勝ったのは過去に2頭しかいないそうですが、ヒシイグアスはその偉業に挑戦します。堀調教師はヒシイグアスの調子が良くなってきていると話していますが、果たして本番でもその力を発揮できるでしょうか。

記事には、ヒシイグアスの同厩舎のダノンベルーガという馬も紹介されています。ダノンベルーガは4歳と若く、新馬戦と共同通信杯を連勝した実績がありますが、その後は勝ち星がなく、天皇賞・秋では2勝馬として出走します。2勝馬が天皇賞・秋を勝つのも珍しいことだそうですが、ダノンベルーガは久々の快挙を成し遂げることができるでしょうか。

私はこの記事を読んで、堀厩舎の2頭に興味を持ちました。どちらも歴史的な記録に挑む馬ですが、それぞれに違った魅力があります。ヒシイグアスは長く現役を続けてきた経験豊富な馬で、ダノンベルーガは若くて伸びしろのある馬です。どちらも初めてGIタイトルを狙う馬ですが、それぞれにどんな戦略や気持ちでレースに臨むのか気になります。ヒシイグアスは単勝50倍以上なので、穴馬になりますが大阪杯G1でジャックドールの0.6秒差なら、2、3着はあっても不思議はないでしょう。

プログノーシス

記事元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9cd93b0ce7ef099c10b0a944ca1bbce2912163b2
馬番9番に入ったプログノーシスに注目しています。

プログノーシスは札幌記念で圧倒的な走りを見せて、天皇賞・秋の有力候補となりました。7枠9番という好枠に入り、福永助手や川田騎手も自信を持っています。最終追い切りでは素晴らしい動きを見せており、調子は上々です。

記事には、プログノーシスの馬体や特徴についても触れられています。ディープインパクト産駒としては珍しく、丸みのある馬体をしています。2000メートルがベストな距離でしょう。立ち姿は落ち着いており、優しい顔つきをしていますが、レースでは熱い闘志を見せるでしょう。

私はこの記事を読んで、プログノーシスに期待を寄せました。彼はまだGIタイトルがなく、天皇賞・秋では初挑戦ですが、それだけにチャレンジ精神が高いと思います。強豪揃いのメンバーの中で、どんな走りを見せてくれるのか楽しみですね。また騎手にも安心感があるので頑張って欲しいですね。

ジャックドール

記事元:https://news.yahoo.co.jp/articles/fa322f3d1f0170266572aa57286dde731c160989
馬番10番に入ったジャックドールに注目しています。

ジャックドールは、昨年のこのレースで4着に入った実績があります。その時は、逃げる展開で最後まで粘りましたが、ゴール前で他馬に差されてしまいました。しかし、その後も安定した成績を残しており、今年の春には中京記念・G3で優勝しました。その時も逃げ切り勝ちを決めており、スピードと持久力を兼ね備えた馬だということがわかります。

今回のレースでは、どんな戦法をとるのでしょうか?藤岡師は、「前に行って速い上がりが使える」と話しています。つまり、再び逃げる作戦を採るということですね。ジャックドールは、左回りの坂があるコースが得意なので、東京競馬場は相性がいいと言えます。また、当日は晴れ予報なので、馬場も良好です。これらの条件は、ジャックドールにとって有利な要素です。

しかし、逃げるだけでは勝てないということも忘れてはいけません。天皇賞(秋)に出走する他の馬たちは、ジャックドールよりも格上と言える馬ばかりです。特に、馬番3番のドウデュースや馬番7番のイクイノックスなどは、強力な追い込みを見せることができる馬です。ジャックドールが逃げ切ろうとすれば、それらの馬に追いつかれないようにする必要があります。

私は、ジャックドールにはチャンスがあると思います。しかし、それは簡単なことではありません。ジャックドールは、自分のペースでレースを進めることができるかどうかがカギになります。もし、他馬にペースを乱されたり、早めに仕掛けられたりしたら、持ち味を発揮できない可能性があります。逆に、自分のリズムで走れたら、最後まで粘って見せ場を作れるかもしれません。

ジャックドールは天皇賞(秋)で見せ場を作れるか?ジャックドールは昨年4着のリベンジを果たすことができるでしょうか?それとも他馬に敗れてしまうのでしょうか?レースの結果が楽しみですね。

アドマイヤハダル

記事元:https://news.yahoo.co.jp/articles/99aed6e179bd76439f291d15d49fdcc8e84caa3f
馬番11番に入ったアドマイヤハダルに注目しています。

アドマイヤハダルは、毎日王冠・G2で4着に入った実績があります。その時は、中団から追い込んできましたが、ゴール前で他馬に差されてしまいました。展開も前が有利な流れだったので。着差0.1秒差なら悲観する内容ではないかもしれません。

今回のレースでは、どんな戦法をとるのでしょうか?大久保師は、「好位を取る馬ではないし、走っている距離ですからね」と話しています。つまり、中団からの差し戦を採るということですね。アドマイヤハダルは、芝1800~2000mのレースを使われてきた中距離馬なので、天皇賞(秋)は条件が合いそうです。また、当日は晴れ予報なので、馬場も良好です。これらの条件は、アドマイヤハダルにとって有利な要素です。

しかし、大外枠から勝つことは容易ではありません。天皇賞(秋)に出走する他の馬たちは、アドマイヤハダルよりも格上と言える馬ばかりです。アドマイヤハダルは、自分のペースでレースを進めることができるかどうかがカギになります。もし、他馬にペースを乱されたり、位置取りに苦労したりしたら、持ち味を発揮できない可能性があります。逆に、自分のリズムで走れたら、最後まで伸びて番狂わせを起こすかもしれません。

アドマイヤハダルは大外枠から番狂わせを狙うか?アドマイヤハダルは初めてのG1制覇を果たすことができるでしょうか?それとも他馬に敗れてしまうのでしょうか?正直、ここでは苦しいかもしれませんね。

天皇賞秋 2023予想

レース概要

  • 2023年10月29日(日)東京競馬場第11R
  • 芝2000m(Bコース)
  • 3歳以上オープン(国際)(定量)
  • 出走可能頭数18頭/第1回特別登録頭数13頭

コース解説

  • スタート地点は1コーナー奥に設置されたポケット
  • そこから100m進むと、本コースの2コーナー地点へと進出する左に大きく曲がるカーブがある
  • 向正面は長く、3コーナー手前で軽く上り坂になっていて、その後3コーナーから4コーナーにかけては下り坂
  • 最後の直線は約525mと非常に長く、途中高低差2.1mのなだらかな上り坂が待ち受ける
  • 坂を上りきるとゴールまで約300mは平坦

過去傾向

  • 過去10年で4枠が5勝と圧倒的に勝ち馬を多く出している
  • 5枠の複勝率も優秀なことから、4,5枠といった中枠に入った馬は必ずチェックしておきたい
  • 一方で、8枠の成績が悪く、なんと過去10年で連対ゼロ
  • スタートしてわずか100mで急なカーブに差し掛かるため、位置を取りにくいのが原因
  • たとえ人気馬でも8枠に入ったなら疑ってかかったほうが良いだろう
  • 脚質別では逃げ馬が意外にも成績をあげている
  • 勝利こそないものの、しぶとい粘り込みが意外にも決まりやすいようで、最後の直線が長いコースだからといって、逃げ馬を簡単に消してしまわないよう注意したい
  • それとは反対に、追い込み馬でもこの長い直線なら十分に届くと思いきや、複勝率が低いのが現実
  • これまで直線だけで勝負してきた馬にとっては、厳しいコース設定といえそうだ
  • 人気別では1番人気には逆らえない
  • なによりも、過去10年で6勝というのが素晴らしい
  • 2番人気も1勝しかあげていないものの、2回に1回は馬券になっており信頼度は高め
  • 実績のある馬が、しっかりと好走する傾向にあるようだ

出走予定馬・騎手想定メンバー表

| 枠順 | 馬名 | 性齢 | 調教師 | 騎手 | レーティング |
| — | — | — | — | — | — |
| 1 | ノースブリッジ | 牡5 | 奥村武 | 岩田康 | 113 |
| 2 | エヒト | 牡6 | 森秀行 | 横山和 | 112 |
| 3 | ドウデュース | 牡4 | 友道康夫 | 武豊 | 120 |
| 4 | ダノンベルーガ | 牡4 | 堀宣行 | モレイラ | 119 |
| 5 | ガイアフォース | 牡4 | 杉山晴紀 | 西村淳 | 117 |
| 6 | ジャスティンパレス | 牡4 | 杉山晴紀 | 横山武 | 119 |
| 7 | イクイノックス | 牡4 | 木村哲也 | ルメール | 129 |
| 8 | ヒシイグアス | 牡7 | 堀宣行 | 松山弘平 | 115 |
| 9 | プログノーシス | 牡5 | 中内田充正 | 川田将雅 | 118 |
| 10| ジャックドール | 牡5 | 藤岡健一 | 藤岡佑介| 118 |
| 11| アドマイヤハダル| 牡5| 大久保龍志| 菅原明良| 114 |

展開予想

  • スタートが決まれば、逃げるのはジャックドールかノースブリッジのどちらかだろう
  • ジャックドールは大阪杯で逃げ切り勝ちを収めたが、その後は控える競馬を試みている
  • 先行勢はガイアフォースやジャスティンパレス、イクイノックスなどが有力だ
  • ガイアフォースは安田記念で4着に好走したが、その後は休養明けで不完全燃焼
  • ジャスティンパレスは天皇賞(春)で快勝したが、宝塚記念では3着に敗れた
  • イクイノックスはドバイシーマクラシックで日本馬初の制覇を果たし、宝塚記念を勝って休養していて今回が復帰戦となる
  • 差し馬はダノンベルーガやドウデュース、プログノーシスなどが注目される
  • ダノンベルーガはドバイターフで2着に好走したが、その後の札幌記念で4着と不完全燃焼
  • ドウデュースは京都記念で1着になったが、その後ドバイは取り消し、休養していて今回が復帰戦となる
  • プログノーシスは札幌記念で1着。着差も2着に0.7秒と完勝
  • 追い込み馬はエヒトやヒシイグアスなどが挑戦するだろう
  • エヒトは小倉記念で1着になったが、ヒシイグアスは札幌記念5着

イクイノックスやダノンベルーガは特に注目したい。イクイノックスはドバイでの快挙、宝塚記念から半年以上の休養を経ての出走となるが、調教では好調さをアピールしており、この距離も得意としている。ダノンベルーガはドバイで2着。この馬もこの距離では強力な末脚を発揮することができる。この2頭は、人気馬であるジャスティンパレスやドウデュースに対抗することができるだろう。ジャスティンパレスは天皇賞(春)で見事に優勝したが、宝塚記念では3着に敗れた通り距離が短くなることがプラスに働かないかもしれない。一方でドウデュースは、調教では順調に仕上がっている様子。この馬は東京コースも得意としており、昨年のダービー馬である。

予想

◎ ダノンベルーガ
〇 イクイノックス
注 ドウデュース

予想の根拠
ドバイターフで2着になったダノンベルーガは、この距離では強力な末脚を発揮することができるし、東京コースも苦手ではない。騎手もモレイラ騎手という強力なパートナーを得ており、今回は大きく期待したい。バイシーマクラシックで日本馬初の制覇を果たしたイクイノックスも、この距離は得意としており東京コースでも実績がある。騎手もルメール騎手という強力なパートナーを得ており、今回も好走するだろう。ドウデュースは上記2頭の世代のダービー馬。武豊騎手もダービー馬の意地を見せてくれそうだ。