Excel関数

Excelは、Microsoft社が開発したスプレッドシートソフトウェアであり、主にデータの整理や計算、グラフの作成などに使用されます。Excelには、セルやシート、ブック(ワークブック)に対してパスワードを設定することができます。これにより、機密性の高い情報や重要なデータを不正アクセスから保護することが可能です。

 Excelのパスワード設定には主に以下の2つの種類があります。

 

 ブックパスワード(ワークブックパスワード)

ブックパスワードは、Excelのワークブック全体を保護するためのパスワードです。ブックパスワードを設定すると、Excelファイルを開く際にパスワードの入力が求められ、正しいパスワードを入力しないとファイルを閲覧・編集することができません。

 ブックパスワードを設定するには、以下の手順を実行します。

  1. Excelファイルを開きます。
  2. ファイルタブをクリックします。
  3. 「情報」セクションにある「保護」の下にある「ブックの保護」を選択します。
  4. 「パスワード暗号化」をクリックし、パスワードを入力します。
  5. パスワードを再確認するために再度入力し、OKボタンをクリックします。

 シートパスワード

シートパスワードは、Excelのシート(ワークシート)を保護するためのパスワードです。シートパスワードを設定すると、そのシートの内容を閲覧・編集する際にパスワードの入力が求められます。シートパスワードの設定手順は次の通りです。
    1. Excelファイルを開きます。
    2. 対象のシートを右クリックし、「シートの保護」を選択します。
    3. 「パスワードを入力してください」ダイアログボックスが表示されるので、パスワードを入力します。
    4. パスワードを再確認するために再度入力し、OKボタンをクリックします。
 注意点

なお、パスワードを設定する際には、十分に強力で忘れにくいパスワードを選択することが重要です。また、パスワードを忘れてしまうと、元のデータにアクセスできなくなるため、パスワード管理には注意が必要です。