クイーンカップ｜Ｂ級ブログ

クイーンカップは、東京競馬場で開催される３歳牝馬限定戦で桜花賞に繋がるレースとなっている。コースは芝の1,600メートル。

いつも通り、過去１０年のデータを分析し、今回はこれに加え収得賞金に注目して勝ち馬を探してみましょう。

クイーンカップの過去１０年で単勝１番人気の勝率は５割、単勝２番人気の勝率は３割、単勝３～４番人気の勝率は２割と、単勝４番人気までの勝率が１００％となっている。

連対馬については以下表の通り。（クイーンカップ過去１０年の連対馬の人気と、桜花賞での着順）

年	馬連配当	勝馬	人気	桜花賞着順	２着馬	人気	桜花賞着順
2019	260	クロノジェネシス	1	3	ビーチサンバ	2	5
2018	4010	テトラドラクマ	3	未出走	フィニフティ	5	12
2017	1330	アドマイヤミヤビ	1	12	アエロリット	5	5
2016	1350	メジャーエンブレム	1	4	フロンテアクイーン	7	未出走
2015	1730	キャットコイン	2	7	ミッキークイーン	3	未出走
2014	480	フォーエバーモア	1	8	マジックタイム	3	未出走
2013	2340	ウキヨノカゼ	4	未出走	スイートサルサ	3	未出走
2012	810	ヴィルシーナ	2	2	イチオクノホシ	1	11
2011	2620	ホエールキャプチャ	2	2	マイネイサベル	5	未出走
2010	6240	アプリコットフィズ	1	5	プリンセスメモリー	10	13

上記クイーンカップの勝ち馬は、過去１０頭中８頭が次走は桜花賞に出走していますが、桜花賞を制した馬はおらず、２着が精一杯のようです。（２着馬は掲示板まで）

また、今回が２戦目でクイーンカップを制した馬はいませんでした。（２着は１頭いる。）

以上のことから、クイーンカップの勝ち馬は…

単勝４番人気までの２戦以上経験している桜花賞馬になれなさそうな馬

↑こんな馬を探せば良いかと。

桜花賞はフルゲート１８頭で優先出走条件は、チューリップ賞の上位３頭、アネモネステークス上位２頭、フィリーズレビュー上位３頭、残り１０枠は収得賞金順になる。

クイーンカップは桜花賞トライアルではないので、ここで勝って収得賞金を加算することが桜花賞出走の条件になる。

下記画像は、今年の３歳牝馬を現時点で、収得賞金順に並べたもの。

3歳牝馬収得賞金順

トライアルの優先出走馬を考慮すると、収得賞金１０００万がボーダーラインで、それ以下だと桜花賞の出走は叶わない。桜花賞に出走するには、クイーンカップで勝つか最低でも３着は確保したいところだ。

２０２０年のクイーンカップ、出走予定馬は以下の通り。